こんばんは!マリーです。
ブログの投稿内容について困っていたところ、
大森さんのほうからネタを入手させていただきましたのでこちらを投稿させていただきます、、汗
今回のテーマは【円安】について。
円安・円高、わかっているつもりでいましたが、いざ説明しようとするとできないもんだな、、と思いました。
家にはなぜなぜ星人が3体もいるので、天気、生き物、宇宙について色々と質問が飛び交う毎日です(笑)
答えられない事も多いので、ネットでぐぐりながら一緒に様々な事について学んでいます。
5年後、10年後、日本の経済について質問されたときに回答できない残念な母にならぬよう、
今のうちにしっかり日本の社会全体を理解しておこうと感じました。
では、今回はコピペでお許しください(いんちきしてすみません
大森さんありがとうございます)【円安とはなんでしょう?】
なんで100円が高くなったり安くなったりするの?
それは、相対的な関係です。ドルとの関係を行っています。
1ドルを100円で買えた時は、10ドルの商品は1000円で買えました。
1ドル150円になると、10ドルの商品は1500円になります。円が弱くなっていますね。これが円安。
一方、ドル側の視点でみましょう。
1ドルを円に変えると、100円でした。これでジュース買えるぞー!と。
150円になると、ジュース買った後50円のお釣りが!お菓子買おう!と。
お得ですね。
だから外国人観光客が増えているのです。ここまでは簡単よね。
では、なぜ円が安くなったのでしょう。
価値は市場に流通する量で決まります。
株・金・ポケモンカード・絵画・スキルなどなど、そのように決まっていますね。
ポケモンカードは一番高いのだと1億超えているんだって。すごいねー。
ただの紙と印刷塗料がなぜこんなにも高いのでしょう。たぶん原材料は1円以下です。なぜ?
それはレアだからです。
市場にそんなにないから。
一番高いポケモンカードは23枚しかないんだって。
でもよ、これって少なければいいの?例えばさ、俺が作ったTシャツは昔16万円で売ろうしたのよ。
世界に1枚しかないやつ。でも、全くれませんでした。広告も出したのに・・・笑。
なぜでしょう。レアであれば良いって話じゃないよね。みんなが欲しいと思わないとダメなんです。
俺はポケモンカードに興味がないけど、全世界の人がみんな欲しいと思っているものがあります。
それはなにか。
お金です。
今はドルが人気で円が不人気です。ドルがバンバン買われて、円がバンバン売られているということなんですね。
なぜでしょう?
ドルが人気な理由は、金利です。
今ドルをもっていると黙ってても増えるんですよ。
アメリカ中央銀行の金利は5%くらいです。
日銀は0.1%です。
ちなみに今年の1月まで日銀の金利は-0.1%でした。
マイナスだよ。
どういうこと?
日銀は銀行の銀行と言われています。
銀行は日銀からお金を借りたり、預けたりします。
普通の人と同じです。
マイナス金利というのは、預けたお金が減っていくということです。
恐ろしいね。
預ける意味ないよね。
まさにそこが日銀の狙いです。
預ける意味のないお金はどうしますか?
預けませんよね。
手元に置いておくはずです。
置いておくだけだと、勿体無いというか、無駄に見えます。
だから企業に貸そう!という発想になるよね!というのが日銀の狙い。
企業はお金を借りたら、それで投資をしたり生産性をあげたりするので、経済が回るという仕組みです。
で、日銀の金利が超低いので銀行が企業に貸すときのレートも低くなります。
低くても銀行は返す利子がないので儲けがでますから。
ということは、企業はどんどん生産性を高めちゃいますね。
需要と供給というのを覚えていますか?
供給量が増えるとどうなりますか?
安くなるんです。デフレです。
日本は長いことデフレでした。
デフレになると、企業は薄利多売になります。
安いものは利益が薄いので、たくさん売らないといけない。
市場全体がそうなると、その競争は激化します。
企業は利益が薄くなりがちなので、給与を上げづらくなります。
給与が上がらない市民は、安いものしか買えません。
これがデフレスパイラルです。
日本は35年もそういう状態なんですね。
これっていいことなんでしょうか?
実はインフレの方がいいと言われています。
物価も給与も上がるという状態がいい。
現代だと大体2%くらいがいいそうです。
インフレはデフレの逆なので、インフレに向かうためにはどうしたらいいでしょうか。
日銀が金利をあげればいいんですね。
そうやって中央銀行が金利を上げている状態がアメリカです。
アメリカはすごく好調なんですよ。バブルとも言われています。
アメリカは金利が高い、日本は金利が安い。
だからドルが人気で円が不人気だ、という話でしたね。
じゃぁ、日本の金利あげればいいじゃないかということなんですが、それが簡単じゃないんですね。
金利を上げるということは、地銀が日銀に支払う利子が高くなります。
その原資は企業に貸したお金ですから、企業への金利も上げます。
個人にもお金を貸していますね。
住宅ローン。
これも金利を上げることになります。
さて、大手企業やお金持ちはこれに耐えられるでしょうけど、中小企業や一般の人はどうでしょう。
35年も続いた慢性的なデフレにすぐに対応できるかといえば、そうじゃないんですよね。
難しいんです。
その判断基準となるのが、賃上げです。
給与を上げることが出来ていれば、儲かっているはずだし、個人にも余裕があるので、利上げしてもいいよね、って判断になるんですね。
そして先週の金曜日、日銀が発表しました。みんな固唾を吞んで、金利あげるのかどうか気にしたんですね。
先ほども言いましたが、金利を上げれば円安を改善できます。
しかし金利を上げると、中小企業や市民がやばいです。
で、どうなったか。
金利は据え置きになりました。
これはつまり、円安が続くことをしさしちゃうんですねー。
アメリカもつい昨日、中央銀行であるFRBが、金利どうするかを発表しました。
アメリカは金利を下げたいんですね。
なぜかというと、過剰なインフレなんです。
アメリカの物価が高いって話を聞くと思うんですが、そうなんですよ。
物価が急速に高くなると、賃上げの方が追いつかず、一気にものが動かない、
ローンが返せない、みたいな感じになります。
バブルがはじける、という状態です。
これを緩和するためには、デフレに向かわなければならないので、金利を下げたいと。で、どうなった。
据え置きになったんですねー。
今、アメリカのインフレ率は2.7%と言われているんですが、これが2%くらいに落ち着くまでは、利下げしねーよ!となりました。
日本とアメリカの金利差は開いたままです。
しかし、その日、円は153円台まで高騰しました。
FRBの発表を受けて、据え置きなのになぜか。
それはむしろ利上げするんかも、という見方もあったからです。
アメリカの過剰な好景気は、実態よりも大きくなっています。
それを抑制するには、市場に出回っているお金を吸い上げてしまおうと、利上げするかもという予感があったんです。
で、据え置きだったので、円・ドルの金利差は広がらないという結論になりました。
で、多分動いたんじゃないか、と言われているのが日銀の為替介入です。
介入には、段階があって、最初は口先介入をします。それから為替介入です。
日銀はアメリカの資産(国債)を180兆円持ってます。
これを売って円に変えることで、為替介入できます。
ただ、バンバンやってしまうとアメリカとの関係が悪くなるので、10分の1くらいしか出来ないそうです。
それをやったのではないかと。
円が153円になりました!いえーい!
ではありませんよね。
2011年の円は75円だったんですよ。まだまだ高い。
でも、ちょっと待てよ。
今更ですけど、円安と円高ってどっちがいいんですか??
結論、それはバランスの話です。
どの程度がいいのかはとても難しい話。
たぶん、120円くらいがいいような気がしていますが、その時の情勢で分かりません。
つまり、153円でもまだまだ高いんです。
円安になると、インフレではない理由で物価が高騰します。
原材料が高いんです。
また昨今は戦争もあってエネルギーが高騰してます。
輸送コストもあがっちゃうんです。
ここにきて、少子化もやばい。働く人がいない。
今、日本は二重苦三重苦です。
実感が湧かないと思うので、簡単に例えると、皆さんの生活費はどんどん上がっていきます。
でも、給料は上がりません。
残念ながら、この先しばらくは確実にそうなります。もうすでになってますが。
ではどうしますか?いったい、僕らはどうしたらいいんでしょうか。
いくつか手段があります。
収益が円じゃなくて、ドルであればいいですよね。
英語圏に向かって事業を行えば、円安は追い風です。
英語圏に転職するのもありですよね。
めちゃくちゃハードル高いし、結局アメリカも格差問題があるので、アメリカの最底辺になる可能性もありますが。
それからドル資産を持つことです。
これはマジでいますぐやって欲しいことですが、投資を始めてください。
で余裕のあるお金の半分くらいでS&P500とかオルカンとか全米とか買ってください。
これらを買わない方がいいという動画をみて不安な人は金もあります。
インド株もある。分散投資してください。
僕はこのくらいしか思いつきませんが、今までの過ごし方ではダメです。
社会がそれくらい大きく変わっているんです。
僕らも変わらないといけない。
のんびりしてんじゃねー!!目をさませー!!といいたいのです。